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父との記憶は、どんどん薄れていくけれど、手をにぎって一緒に歩いたこと、わたしをみる優しい目、少年みたいな笑顔、心から愛してくれたこと、なにもあきらめず、たちむかって生きていたこと。

それらが、わたしのなかにあって、いつも生きることを助けてくれる。背中をおしてくれる。

そして、踊るとき、誰かに触れるとき、誰かを愛するとき、息吹となってあらわれる。

父の人生は、全ての人がそうなように、美しかった。

これから、どれだけの表現ができるかわからないけど、もっともっと踊っていって、世界にぶつかって、とけこんで、 愛していきたい。

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